2017-07

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2015年コロラド州14ersの旅 2日目~4日目

2015年7月19日(日) Ski Hill to Lake Trail

二日目の日曜日は、高地順化のために、宿の近くのトレイル(Ski Hill to Lake Trail)を7キロほど1時間36分のハイキングをした。宿のすぐ裏手が、リフト1基だけの小さなスキー場になっていて、途中その最上部へも登ってみた。
7-19
-宿裏手のスキー場の最上部からの景色-

2015年7月20日(月) Crested Butte


今回登頂を計画している14ersの天気予報が今一つ良くないので、今日は、高山植物が美しいことで有名なCrested Butteでハイキングをすることにした。Crested ButteはLake Cityからクルマで約1時間半ほどのところにある人口約1,500人ほどの小ぢんまりとした街で、今日は、その中で、2つのトレイルでハイキングをした。

まず、一つめはMeridian Lakeへ。トレイル・ヘッドから約20分、急坂を登ったところに、鏡のような湖があった。
Meridian Lake
-Meridian Lake-

ウェブサイトでの情報では、写真右上の小高い丘の上の展望台までいける、とあったのだが、実際には、トレイル途中で私有地となり、立入が禁止されていて、残念ながら展望台へは行けなかった。約3キロ、40分のハイキング。

次に向かったのが、Oh Be Joyful Trailだ。街の観光案内所で、高山植物がきれいなトレイルとして推薦してくれたトレイルだ。幅の広い谷間を、緩やかな傾斜で少しずつ登っていく美しいトレイルだったが、高山植物はどうやらピークを過ぎた後らしく、咲いている花の種類が少ないように感じた。往復約12キロ、上りの累積約300メートル、2時間のハイキングだった。
Oh Be Joyful Trail
-Oh Be Joyful Trail-

2015年7月21日(火) Whitmore Falls & Lake City Downtown

山の天気予報が、午前中の雷雨の確率が30%、とまだ芳しくない。つい最近も、昨年登った14ersの一つMt. Yaleで落雷のために女性ハイカーが死亡するという事故があったばかりだ。相手が4000メートル級の山々なので、少しでも天候に懸念があるときは登山をしない、という十分慎重な対応が不可欠だ。ということで、今日も14ers登山はお預け、今日は、Lake City近辺の観光をすることにした。

まずは、クルマで30分ほどのところのWhitmore Fallsへ行く。
滝までのダートロード
-Henson Creekに沿って、比較的整備された未舗装路を上流へと運転する。-

Whitmore Falls
-Whitmore Fallsは、道路から400メートルほど、トレイルを下ったところにある。-

その後、一旦宿へ戻り、約2キロ離れたLake Cityダウンタウンまでジョギングして、ちょうど開催されていたCraft Fareを見物がてら、街を散策することにした。Lake Cityは19世紀後半に、金、銀、鉛などの鉱山開発とともに栄えた町で、当時の住宅、店舗、教会などの建物が保存されている。
The Hough's House 1877
-The Hough's House 1877。このほかにも多くの歴史的建造物が保存されている。-

Miners & Merchant Bank, Lake City
-Miners & Merchant Bank。この銀行は現在もここで営業している。-

2015年コロラド州14ersの旅 移動日

2015年7月18日(土)
ニューヨーク、ラガーディア空港を朝6時半に発つユナイテッド便でコロラド州デンバーへ向かう。起床は朝3時。約4時間のフライトでデンバー国際空港に到着、現地時間は2時間遅れなのでまだ朝8時半だ。Enterprizeレンタカーでスバル・フォレスターを借りて、デンバー市内の日本食料品店Pacific Mercantileで、ご飯、缶詰、カレー、うどん、インスタント・ラーメンなど、滞在中の食糧を調達する。
デンバーから、一昨年および昨年滞在した、Fair PlayとBuena Vistaを通って、約5時間のドライブで、今回の滞在地Lake Cityに到着した。Lake Cityは、コロラド州南西部に位置する、人口300人の町だ。ここで1LDKのこじんまりとした1戸建てを借りて7月26日(日)まで8泊9日で滞在する。Lake Cityを宿泊地に選んだのは、付近に、Lake Cityファイブと呼ばれる五峰の14ersがあるからだ。
宿泊地の標高は約2,700メートル、日本なら白山の頂上と同じような高さがあり、かなりの高地だ。やはりこのくらい高いと、高山病の初期症状と思われる軽い頭痛も出て、痛み止めのアセタミノフェンを飲んで早目に眠りについた。

マラソンの途中で歩くということ

マラソンの途中で歩くなんて、とんでもない根性無しのやることだ、と数年前まで思っていた。
しかし、ロードレースからトレイルランにシフトしてからは、全く逆の考え方に変わった。マラソンの途中で疲れたら歩くにこしたことはない、というふうに。

そもそも、トレイルランでは、絶対に走れないような急な上りや、ちょっとでも躓いたり足首を捻ったりすると大怪我につながるような足場の悪い下りの連続なので、否応なしにコース上で歩くことがしばしばある。そしてレース後半、疲れて歩いている時に、大変良い事が起こるのだ。つまり、疲れが取れて少し元気が出るのだ。走るときに使う筋肉と歩くときに使う筋肉とは微妙に違うようで、走り疲れたときに、しばらく歩くことで、走るときに使う筋肉の疲労が少し回復して、また走れるようになるのだ。考えてみれば(あるいは考えくても)、疲れたら休む、休むことで回復するというのは、ごく当たり前のことだ。しかも、止まってしまうわけではないので、歩いてさえいればゴールは確実に近づいてくる。

ところが、これがロードレースだと、僕自身そうだったように、いくら疲れても、歩くことへの抵抗感のためや、脇を走り抜けていく他のランナーたちへの負けん気や、沿道で声援してくれている人たちへの見得などのために、なかなか歩けないものだ。何とか根性で乗り切ろうとする。自分の精神力の限界を試す、というのも確かにマラソンをする「楽しみ」の一つなのだが、しかし、疲れても走り続けると、そのうち、極度の疲労状態すなわち「壁」に突き当たって歩くのもままならない状態になるし、下手をすれば、肉離れなどの故障にもつながる。

スポーツは、自分の身体との会話だと僕は思う。今の世の中、機械化・IT化が進み、日常生活や仕事から肉体的な活動がどんどん減り、精神的な活動ばかりが増えていく。だからこそ、余暇にスポーツをして、純粋に自分の身体だけと向き合う時間を持つことで、精神と身体のバランスを回復して精神的なストレスを和らげようとする。ところがそのスポーツにまで、ともすれば、強い精神力の発揮を説く傾向がないだろうか。そして多くの場合、この「精神力の発揮」を、きつくても我慢すること、ととらえるきらいがあるように思う。スポーツをする時に、我慢する、ということは、せっかく自分の身体との会話によって感知した「疲労感」を無視しようとすることに等しい。これは、せっかくスポーツをすることで実現できた「自分の身体との会話」を自ら断つ、ということに他ならないにもかかわらず、疲れても走り続けることが美徳とされる。これでは、走ることすらも、精神的な活動の一つとなってしまい、ストレスの解消といった効果もあまり期待できなくなるだろう。

走り疲れたら歩く、ということを実践するためには、まず、「疲れた」という自分の身体が発するSOS信号を間違いなく受信しなくてはならない。そのために、身体とこまめに会話することが大切だ。
僕 「そろそろ疲れた?」
僕の身体 「ああ、ちょっとね」
僕 「少し歩く?」
僕の身体 「そうしてくれると助かるね」
というような具合に。そして、歩いているうちに、少しづつ疲れが引いていくときの感じも、これまた悪くないものだ。この感覚は、走り続けるだけでは得られない心地よさ、楽しさだ。

そして、この、疲れたら歩く、という発想は、意外にもロードレースでのタイムを縮めるのにも役に立つ。より速く走れるようになるには、やはり、負荷をかけた練習が必要なのは言うまでもない。ある速さ以上を目標にする場合、練習で「無理」をしなくてはタイムは伸びない。ここで大切なのは、「どこまで」無理をするか、だ。日頃から、自分の身体との会話を心がけて、自分の身体が発する「疲れた」という信号を聞き逃さないようにしていると、練習でも、これ以上無理をすると故障してしまうかも、という瞬間を察知しやすくなる。速くなりたい一心で猛練習に励むあまり、自分の身体の限界を超えてしまい、故障して、何週間も走れなくなり、せっかくのそれまでの努力が水泡に帰す、といった苦い経験が僕にもある。疲れたら歩く、という発想があれば、そのような失敗を避けることもできたかもしれない。

ランニングにとどまらず、実生活でも、疲れたら歩く、を心がけていきたい。

コロラド州フォーティナーズ登山の旅 (その9)

9月8日(日曜日) コロラド州フォーティナーズの旅10日目
Collegiate Peaks展望台~The Garden of the Gods


今回の旅も今日が最終日となる。デンバーまでは、景色がよく交通量の比較的少ない国道24号線をColorado Springまで東進し、I-25でデンバーまで北上する、というお気に入りのコースをとるので、約3時間のドライブが楽しみだ。
出発後まず、Buena Vistaから東へ10分ほどのところにある高台の展望台へ行き、Collegiate Peaks を眺めて、しばし、登頂した4つのフォーティナーズを回想する。
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Buena Vistaの町の向うにCollegiate Peaksを望む

その後、国道24号線でコロラド・スプリングまで約2時間ドライブして、The Garden of the Godsを訪れ、クルマで園内を巡り、インフォメーション・センターに併設された食堂で軽く腹ごしらえをする。
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ガーデン・オブ・ザ・ゴッズのインフォメーション・センターからPikes Peakを望む。3回目だが、何度見ても良い眺めだ。


デンバーまでは、インターステート25号線で1時間ちょっとだ。ニューヨークまでの飛行機は夜中の12時30分発、初めて経験するレッド・アイだ。機中で2時間ほど眠って、ニューヨーク、ラガーディア空港には翌朝6時半ごろ着いた。

今回の旅では、7つのフォーティナーズに登頂、5回のハイキングの歩行距離合計は56マイル=約90キロ、上りの累積標高差は21,700フィート=約6,600メートルだった。

コロラド州フォーティナーズ登山の旅 (その8)

9月7日(土曜日) コロラド州フォーティナーズの旅9日目
Mt. Shavano (14,229ft. = 4,336m)とTabeguache Peak (14,115ft. = 4,314m)


ようやく天候が回復した今日、Grays & Torreysに続いて2回めの"Combo"として、Mt. Shavano+Tabeguache Peak(gを発音せずにタブワッシュと読むようだ)をめざす。今回の旅で最後のフォーティナーズとなる。距離は今回最長の11.25マイル=18キロ、上りの累積標高差も今回最高で5,600フィート=約1,700メートルだ。Grays & Torreysと異なり、Mt. Shavano→Tabeguache Peakと登った後、そのまま往復ルートとなるので、もう一度Mt. Shavanoに登らないと帰れない。つまり、3つのフォーティナーズを登頂する必要があるのだ。時間がかかることを想定して、日の出少し前の朝6時18分にトレイルヘッドをスタートした。
S&T-1
夜明け前に出発


トレイルは、まもなく、涸れ川のような、石の多いまっすぐな上りとなる。Mt. Shavano頂上までのトレイルは、最後のガレ場登りを除いては、特に急だったり、平坦な道が続いたり、といったことがなく、概ね同じような傾斜の上りトレイルが続いているため、リズムが作りやすい分、快適に進むことができる。
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森の中のトレイル


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ほぼ同じような傾斜が続く


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右手の山のすぐ奥にMt. Shavanoがあるがまだ見えない

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稜線上までくる。前方にMt. Shavano頂上が見える。もう一息だ。


そして、フォーティナーズ登山お決まりの、最後のガレ場登りがくる。4,000メートルを超える標高での急坂登りは何度やってもきついが、頂上がもうすぐそこに見えているので何とか頑張れる。
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お決まりのガレ場登り

そしてMt. Shavano登頂。頂上からは、北にフォーティナーズの一つMt. Antero、北西方向に、これから向かうTabeguache Peakが一望できる。
北 Antero
北にMt. Antero(中央尖った三角形の山頂)

Tabeguache Peak
北西にTabeguache Peak

次に目指すTabeguache Peakまでは約1マイル=1.6キロだが、大きめの岩に埋め尽くされたガレ場を180メートル下った後に150メートル登らなければならない。足場の非常に悪い下りと上りと格闘すること約1時間、ようやくTabeguache Peak頂上にたどり着いた。
tabe
Tabeguache Peak頂上直前のガレ場登り

Tabe北西
Tabeguache Peak頂上から北西を望む

今回の旅で最後のフォーティナーズとなるTabeguache Peakからの絶景を楽しんでしばし小休止をした後は、今来た道を戻って、再びMt. Shavano山頂に登らなければ下山できない。しかも、Mt. Shavanoまでは、大きく黒く尖った岩が無数に転がるガレ場を登らなければならない。
Look back to Shavano
Tabeguache Peak頂上から南東方向、先に登ったMt. Shavano頂上に続くガレ場の稜線。ここを再び上らなければ下山できない。

Tabeguache PeakからShavano
Tabeguache PeakからMt. Shavanoまで戻る途中、後ろを振り返る。ひどいガレ場が1キロ近く続く。

2回めのMt. Shavanoへの登頂直前に、雲が広がり始め小雪がちらつく。幸い、崩れは一時的だったが、天気予報のとおり、午後はやや不安定な天候になりそうなので、下山の歩を早める。トレイルヘッドに到着したのは午後1時41分、全行程を7時間23分で終えた。下山後、山の方をみると、所々で雨が降っているようだ。早目の出発が功を奏した。

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プロフィール

内之助

Author:内之助
マラソンは、2008年12月のホノルル・マラソンをもって、全米全州(50州+DC)でフル・マラソンを夫婦で完走。今は、トレイルでのウルトラ・マラソンを楽しんでいる。
音楽は、中学校1年生の時に、FMで偶然耳にしたモーツァルトの喜遊曲がきっかけでクラシックにのめり込む。
読書は、ノンフィクション中心に、同じ著者のものをまとめて読む傾向あり。小林秀雄、吉田秀和、カール・ヒルティ、スティーヴン・ジェイ・グールド、内田樹、茂木健一郎など。
仕事はサラリーマン。1995年以来ニューヨーク市郊外在住。

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