2017-09

ロッキーズ賛歌

家から車で20分くらいのところに、ロックフェラー州立公園、通称ロッキーズという、ランナーたちのパラダイスがある。林間のトレイルと牧場を縫ってはしる農道から成っており、5時間程度までなら、同じ道をほとんど通らずにジョギングができる。林の中のトレイルは、夏は涼しい木陰となり、冬は落葉した木々の間からの日差しが寒さを和らげてくれる。よく固められた土の路面は足にやさしく、適度なアップダウンがあるので、斜面を走るための筋力も無理なく鍛えられる。ハドソン川沿いのトレイルからの景色は、朝日に映える対岸の切り立った崖と川面の青、それに森の緑のコントラストが美しく、少し内陸に入ったところの小高い丘からはハドソン川が一望できる。トレイルは車が1台楽に通れるほどの広さがあり、路面は整備が行き届いている。それもそのはず、ロックフェラー家が1983年に1,233エーカーの土地を州に寄贈してできたこの公園のトレイルは、大部分がロックフェラー家のための馬車道だったし、今でも時々、二頭立ての馬車を上品な老夫婦が駆っているのを見かけることがある。ほとんど全ての木々が落葉樹なので、トレイルの周りの景色は四季折々に異なる姿を見せてくれて飽きさせない。ビジターセンター脇には、2001年秋に、9.11テロの見舞として島根県八束町から贈呈されたボタンの木々が、初夏には大輪の花を見事に咲かせ、トレイル脇には野いちごが生い茂り、毎年7月にはルビー色の実をたわわにつける。
ロッキーズのトレイルを、週末に、ゆっくりとしたスピードでロング・ランするのはとても楽しい。それまで、3時間のロング・ランはどちらかと言えば苦痛だったが、ここで走るようになってからは、むしろ楽しみとなった。特に、妻やランナー仲間たちとともに走ると、3時間、4時間がとても短く感じられる。このような素晴らしいトレイルが身近にあることに感謝!
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コメント

けに~さん、
コメントありがとうございます。確かに、僕もロッキーズでの紅葉はあまり見ていないように思います。ただ、スワン・レイクに映った紅葉がきれいだった記憶は残っています。また共走しましょう。

全く同感です。毎年、紅葉の時期がレースシーズンと重なっていて、ロッキーズでの紅葉を逸しているので(気がついたら冬になっている)、今年こそはレースの合間に絶対行こうと考えています。またよろしくお願いします。

内の助さんこんにちは。
風景が目に浮かんでくるような文章ですね~。
ロッキーズでのジョギングが楽しい事、とてもよくわかりますv-218

ロッキーズ万歳♪

待~~~~~ってました、ランニングの話題♪♪♪
や~~~~~っと、私にも分かる内容になりましたねぇ~~~♪♪♪
そうだろ~そうだろ~、奥さんと走ると時間の経つのも忘れるほど楽しいだろ~~~♪♪♪

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内之助

Author:内之助
マラソンは、2008年12月のホノルル・マラソンをもって、全米全州(50州+DC)でフル・マラソンを夫婦で完走。その後、トレイルでのウルトラ・マラソンを経て、今はタイムを気にしなくても良い登山やハイキングを楽しんでいる。
音楽は、中学校1年生の時に、FMで偶然耳にしたモーツァルトの喜遊曲がきっかけでクラシックにのめり込む。
読書は、ノンフィクション中心に、同じ著者のものをまとめて読む傾向あり。小林秀雄、吉田秀和、カール・ヒルティ、スティーヴン・ジェイ・グールド、内田樹、茂木健一郎など。
仕事はサラリーマン。1995年以来ニューヨーク市郊外在住。

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