2017-07

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無礼な米国紙

今日のウォール・ストリート・ジャーナルに、安倍総理の後継者についての記事が載っていた。見出しは"Japan Leader May Be Old-School"。後継候補者たちはいずれも、ビジョンを持たず、派閥作りと裏工作という伝統技を得意とする古いタイプの政治家だ、となかなか手厳しい。麻生さんの祖父が吉田茂(知らなかった!)で、彼(吉田)は、軍事は米国任せにして経済発展に注力するという戦後体制を作った、と本論とはあまり関係のない解説を一くさりしたあとの一文を、ちょっとした軽い話題提供にと、職場ですぐ後ろの席にいる同僚のA(アイルランド系白人男性)に見せたところ、意外な反応があった。
その箇所には、「麻生さんはスタンフォード大学院への留学経験があり、(あえて原文を載せます)Mr. Aso likes to try out his heavily accented English in conversation.」と書いてあったのだが、Aは、この一文は、大変失礼なもので、米国人の人種差別好きという最も醜い面を顕わにしていると、日頃穏やかな彼にはめずらしく、かなり本気で怒り、失望した様子だったのだ。彼は、Heavily accented Englishという表現から人種差別的な悪意を感じるという。日本語にすると、「なまりの強い英語」という、わりと中立的な表現なのだが、英語だとそうでもないようだ。Aはさらに、「しかも、そのような英語を『会話の中で使いたがっている』というような書きぶりが、質の悪いコメディーねたのようだ」というようなことも言っていた。僕が「ウォール・ストリート特有の無礼さじゃない?」とまぜっかえすと、Aはしかめ面で「いや、アメリカ特有の無礼さだ」と、相変わらず真面目なままだ。
考えるに、僕は、日本人が米国マスコミにからかわれるのに、少し慣れすぎていたのかも知れない。Aはこの会社(日系)に6年間勤めている間に、日本人や日本の会社の素晴らしい点をたくさん見てきたという。ありがたい存在だ。外国の地にいて、日本びいきの人に会うのは、とてもうれしいものだ。

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コメント

伝えたいという気持ち

同感です。
何とかして自分のいいたいことを英語で相手に伝えたい、伝えなければならない、そういった場面をたくさん経験することで、英語の力がついていくのだと思います。麻生さんは残念ながら、総理大臣には選ばれませんでしたが、日本を代表する政治家だということには変わりないのですから、留学経験を生かして、どんどん英語で自分の意見を米国の要人たちに伝えていってほしいものですね。

うーん
たしかにアメリカ人はアクセントをからかう事が好きな所はあるみたいですね...。

個人的な意見になってしまいますが
訛りがあっても、自分の意見を口に出して相手に伝えようとする事、
「会話の中で使いたがる」事はすごく好感が持てますよ。
そうやって上達していく事もありますし、
その国の言葉で話す、というのはその国の文化を認めているという事の表れだと思うのです。
まぁ、そういうのは大げさだとしても、その国の人達と関わりたい、コミュニケーションを取りたい、自分の意見を伝えたい...という事だと思います。

麻生さんスタンフォード大学に留学した経験・英語を生かそうとするのは良いとおもいますね!!


中味が肝心

まこさんのおっしゃるとおり、英語でも日本語でも、発音などに少々きずはあっても、話したり書いたりすることの中味こそが大切なのですよね。ただ、いまだに「L」の発音に苦労している僕にとっては、発音、中味とも自戒をこめて、日々研鑽あるのみです。

Heavily Accented English

私も麻生さんがスタンフォード大学院に行っていらしたことは、先日、はじめて新聞で知りました。

原文を読んだ私の感じは、Try outのところに、ちょっとからかっているなぐらいのニュアンスを感じるぐらいのものでしたけど、NativeのAさんが文全体から人種差別的なものを感じるなら、そうなのかもしれません。

でも、私は、最近、ある種、開き直りかもしれませんけど、その人が使っている英語がたとえなまりがあるとしても、それはそれで別に引け目を感じる必要はさらさらないのではないかと思うようになりました。
世界中でなまりのある英語を使っていて、それでも立派にいろいろ仕事をしている人はたくさんいるんだし、アメリカ人の中にだって、いろんななまりを持っている人だっています。
なまりの無いとてもきれいな英語だけど空疎な事をしゃべるより、少しぐらいなまっていても内容のある事を言おうとしている人の方がもちろん存在としては価値があると思います。
もちろん、許容範囲というのはありますが。

前に、イギリス人の友達に英語を習っていた時、その友達が「語学に100%はない」という意味の事を言って、私にはものすごくそれが新鮮に聞こえました。彼が言うのは、例えば○子(私の事)の英語が70%のものだとしても、大事なのはそれを75%、80%のものにしていこうとする努力なんだし、Nativeの僕だって100%の母国語能力なんてあるはずない」と。
考えてみれば、日本人である私たちだって、日本語の中に知らない言葉もあるし、十分美しい言葉で語っている場合ばかりだとは言えない。母国語だからって自分の言葉がパーフェクトだなんて思っちゃいけないんだなーと。語学というのは、何語であっても日々研鑽を積んでいくものなんだと。
英語のNativeだってパーフェクトな言葉がしゃべれるわけじゃない、って思った時、正しい文法、正しい発音でしゃべらなくちゃならない!っと思ってがちがちになっていた肩の力がふーっと抜けていきました。

だから、麻生さんが話す英語がたとえなまっていたって、私は全然かまわないと思います。その英語でどんどん世界に日本の政治家として言いたいことを発信していってもらいたいです。

ちなみに麻生さんの妹さんは皇族に嫁いでおられて、ひげの殿下の奥様です。

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内之助

Author:内之助
マラソンは、2008年12月のホノルル・マラソンをもって、全米全州(50州+DC)でフル・マラソンを夫婦で完走。今は、トレイルでのウルトラ・マラソンを楽しんでいる。
音楽は、中学校1年生の時に、FMで偶然耳にしたモーツァルトの喜遊曲がきっかけでクラシックにのめり込む。
読書は、ノンフィクション中心に、同じ著者のものをまとめて読む傾向あり。小林秀雄、吉田秀和、カール・ヒルティ、スティーヴン・ジェイ・グールド、内田樹、茂木健一郎など。
仕事はサラリーマン。1995年以来ニューヨーク市郊外在住。

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