2017-07

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コロラド州フォーティナーズ登山の旅 (その7)

9月5日(木曜日) コロラド州フォーティナーズの旅7日目
完全休養日

ここBuena Vistaでは昨晩から雨、どんよりした雨雲がCollegiate Peaksの山々を覆っている。コロラド入りして以来、すでにかなりの強度のハイキングを4っつ果たし、疲れもちょうどピークに達している。外は、出掛ける気を全くなくさせるような悪天候。今日はまさに、「絶好の」休養日だ。宿でコーヒーを飲みながら、ビデオを見たり本を読んだりしてうだうだと過ごす。

9月6日(金曜日) コロラド州フォーティナーズの旅8日目
Great Sand Dunes国立公園

今日は、雨こそ降っていないが、まだ降水確率が特に午後40~50%程度と高めで、4,000メートルを超える山に登るにはリスクが高い。そこで、クルマで2時間ほど南へ行ったところにあり、職場の仲間が絶賛していたGreat Sand Dunes国立公園を訪れることにした。

午後からの天気の崩れを避けるべく、朝5時過ぎに宿を出発、7時すぎには同国立公園に着いた。この国立公園の目玉は、米国一広く高い砂丘地帯だ。広さは、330平方マイル=855平方キロと、日本最大の鳥取砂丘の22倍もある。一番高いStar砂丘は高さ230メートルだ。日本で砂丘というと、海辺にあるものというイメージが強いが、ここの砂丘は、標高2,500メートルもの高原にある。ここから100キロほど西にあるサンファン山地(ここにもいくつかフォーティナーズがある)の岩石が少しずつ風化して砂粒となり風で飛ばされてきたものが、ここのすぐ東にあり、これまたいくつかのフォーティナーズを擁する高いサングレ・デ・クリスト山地に遮られて、長い年月の間に貯まってこのような広大な砂丘地帯ができたという。その為、砂丘地帯の周囲は、草原や川や森林など緑が豊富で、白い砂丘とのコントラストが美しい。
GSD NP-1
砂丘地帯を東方向に見た遠景。西から風に運ばれてきた砂が奥のサングレ・デ・クリスト山地に遮られて貯まったという。


この砂丘地帯は、どこにでも自由に入って遊ぶことが許されている。ハイキングはもちろん、スノーボードやそりなどで砂丘の斜面を滑り降りたりして遊んでもよい。なんともおおらかな方針だが、考えてみれば、人間が残した足跡やそりの後など、おそらく数時間後には風がきれいさっぱり消し去ってしまうのだろうし、少々のごみなども、すぐに砂の奥深くに埋められてしまうのだろう。我々は、もちろん砂丘でのハイキングを楽しむことにした。目指すは、2番目に高いHigh Dune頂上、標高213メートルだ。砂丘地帯に足を踏み入れると、改めて広大さが実感できる。
GSD NP-2
High Duneへ向かってハイキング開始

砂丘を歩き始めてすぐに気付いたことだが、砂の上は実に歩きにくい。特に、上りになると、一歩進んで半歩ずり落ちる、という具合で、効率の悪いことこの上ない。High Duneまでのわずか2キロに53分も要した。これは、フォーティナーズ登山における標高4,000メートル超のガレ場での最後のきつい登りのペース並みの遅さだ。
GSD NP-3
苦労して砂丘を登る

ようやくHigh Dune山頂に着き、余力があったら行こうと思っていた最高峰Star Duneはまだずいぶん遠くに見えたので、「砂丘歩きは十分に楽しめたね」とか何とか言い合ってお互い納得して、すっかり砂上りに疲れていた我々は、ここで引き返すことにした。
GSD NP-4 Star Dune
High Dune山頂から最高峰Star Duneを望む。

帰りはおおむね下りで、上りの時とは打って変わって、滑るように下れるし、トレイルでの下りと異なり転んでも痛い思いをする心配はない、ということで、初めて経験する砂下りランを満喫した。
GSD NP-5
楽しい下り。前方にサングレ・デ・クリスト山地を望む。


次に、同じ園内でにあるDune Overlook Trail(往復3.2キロ)をハイキングした。丘を登って見晴らしの良い場所まで行き、さっき格闘した砂丘を眺める。
GSD NP-6
展望台からの俯瞰。砂丘地帯の東側半分とサングレ・デ・クリスト山地

その後、クルマを景色のよい場所に停めて、先のGrays Peak & Torreys Peak登山後と同じ、例の簡易式インスタントラーメンで昼食を摂った。それでもまだお昼前だったので、クルマで30分ほどのところにある、Zapata Fallsという滝までの、往復約3.2キロのトレイルを歩くことにした。今回のブログの最初の写真は、このトレイルの途中から見えた砂丘地帯の遠景だ。

2時間のドライブで、午後4時すぎに宿に帰着。高原の大砂丘に驚嘆した有意義な一日だった。
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内之助

Author:内之助
マラソンは、2008年12月のホノルル・マラソンをもって、全米全州(50州+DC)でフル・マラソンを夫婦で完走。今は、トレイルでのウルトラ・マラソンを楽しんでいる。
音楽は、中学校1年生の時に、FMで偶然耳にしたモーツァルトの喜遊曲がきっかけでクラシックにのめり込む。
読書は、ノンフィクション中心に、同じ著者のものをまとめて読む傾向あり。小林秀雄、吉田秀和、カール・ヒルティ、スティーヴン・ジェイ・グールド、内田樹、茂木健一郎など。
仕事はサラリーマン。1995年以来ニューヨーク市郊外在住。

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