2017-09

コロラド州フォーティナーズ登山の旅 (その4)

9月2日(火曜日) コロラド州フォーティナーズの旅4日目
Grays Peak (14,270フィート=4,349メートル)
Torreys Peak (14,267フィート=4,348メートル)


朝4時に起床、オートミールとコーヒーで朝食を済ませ、6時過ぎに宿を出発、1時間ほどでトレイル・ヘッドに到着する。前にも書いたが、多くのフォーティナーズのトレイル・ヘッドはすでに富士山山頂程度の標高に位置する。したがって、トレイル・ヘッドまでの道は、通常、未舗装の山道で、路面のデコボコが激しく、岩が剥き出しになっていたり、川が横切っていたりする。片側が崖という場所も多く、慎重な運転が要求される。フォーティナーズ登山は、トレイル・ヘッドに無事到着できるかがまず勝負だ。今日登るGraysとTorreysのトレイル・ヘッドも標高3,438メートルに位置し、悪路を約3マイル(4.8キロ)、30分以上かけて運転してようやくトレイル・ヘッドにたどり着く。

今日のルートは、まず、Grays Peakに登り、尾根伝いに北隣のTorreys Peakを登り、両峰の中間地点から下山する、というものだ。1回のハイキングで2つのフォーティナーズを登る、いわゆる"Combo"だ。総距離8.5マイル=13.6キロ、上りの累積は3,600フィート=1,097メートル。どちらの数字も先日のMt. Evansの約2倍、運動強度としては、3〜4倍といった感じだろうか。天候は快晴だが、最高気温は摂氏5度程度の予報で、相変わらず強い西風が吹いている。

トレイル・ヘッドを7時20分に出発、南西方向に延びるトレイルを20分ほど歩くと、朝日に映えるGrays Peakが正面に姿を現した。さらに20分ほど行くと、Torreys PeakがGrays Peakの右隣に見えてくる。両峰の雄姿を真正面に見ながら整備の行き届いたトレイルを行く。強い向かい風には閉口したが、一足一足、目標とする山々が近づいてくるのが分かり、励みになった。
Grays Torreys
朝日に映えるGrays Peak(左)とTorreys Peak(右)

一つめのGrays Peakには、思ったよりも無理なく、スタート後2時間40分で登頂する。二つめの山Torreys Peakに向かう最初の下りでは、トレイルの一部が氷結していたものの、辛うじて、昨日入手し持参した滑り止めを装着するほどではなかった。今日は、Mt. Evansでの教訓から、スキー用のハンド・ウォーマー(片面に接着剤がついていてミトンの内側に固定できて便利)を使用し快適だった。真冬の服装にさらにモンベル製のウィンド・ブレーカーを重ね着して、稜線上の強い横風と寒さを凌いだ。二つ目のTorreys Peakまでは、Grays Peakから、175メートル下ってすぐに同じだけ登らなくてはならない。これが思ったよりきつく、ペースは落ちたものの、何とかTorreys Peakにも登頂できた。

帰路は、ほとんどが下りなので、通常は気持ちよく走れるのだが、今日ばかりは、二つのフォーティナーズを制覇した後でさすがに疲れていたので、ゆっくり走るのと歩くのとを交互にまぜて下って行った。スタート後5時間22分かかって正午少し前にトレイル・ヘッドに戻った。平均ペースはマイル当たり約39分だった。

今日は、これから、クルマで約2時間のところにある次の宿泊地Buena Vistaに向かうので、その前に車内で昼食を摂ることにした。メニューは、インスタント・ラーメンだ。といっても、お湯を沸かして調理するのではない。出発前に、宿で、インスタント・ラーメンを砕いて粉末スープとともにジップロックの袋に入れ、水をひたひた程度に入れて、封をしておくと、2~3時間後には、麺が柔らかくなって、これが結構美味しいのだ。家内が、あるハイカーのブログで見つけた方法で、手軽で便利なアイデアで重宝している。

Buena Vistaは、コロラド州のほぼ真ん中、フォーティナーズの中でも標高の高い山々を擁するサワッチ山脈の麓にある町だ。標高約8,000フィート(約2,400メートル)と、Georgetownより約300メートル低い。強風・低温の谷間の町Georgetownとは対照的に、Buena Vistaは広々とした盆地に位置し、温暖で日あたりが良い。ここで、1ベッドルームのコンドミニアムを借りて1週間滞在する。

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内之助

Author:内之助
マラソンは、2008年12月のホノルル・マラソンをもって、全米全州(50州+DC)でフル・マラソンを夫婦で完走。その後、トレイルでのウルトラ・マラソンを経て、今はタイムを気にしなくても良い登山やハイキングを楽しんでいる。
音楽は、中学校1年生の時に、FMで偶然耳にしたモーツァルトの喜遊曲がきっかけでクラシックにのめり込む。
読書は、ノンフィクション中心に、同じ著者のものをまとめて読む傾向あり。小林秀雄、吉田秀和、カール・ヒルティ、スティーヴン・ジェイ・グールド、内田樹、茂木健一郎など。
仕事はサラリーマン。1995年以来ニューヨーク市郊外在住。

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