2017-09

図書館を活用してクラシック音楽を楽しむ

 クラシック音楽は、曲目数がやたらに多い(なにしろ400年もの歴史がある)上に、ほとんどの曲目について複数の演奏家による録音があることから、CDの種類は膨大な数に上る。そして、今までに聴いたことのない曲を聴いてみたり、同じ曲をいろいろな演奏で聴き比べたりできるのが、クラシック音楽の大きな楽しみだ。そのためには当然多くのCDを聴く必要があるが、僕のようなアマチュアの愛好家としては、当然、経済的な制約からある程度この楽しみを断念しなければならない。ここで頼りになるのが図書館だ。
 ニューヨーク公共図書館New York Public Library。主としてニューヨーク市が資金を拠出して運営される非営利組織で、ニューヨーク州内に在住、通学、勤務していれば無料で利用できる。ニューヨーク市内に87箇所もの支所があり、僕の職場の隣にもひとつある。
 何よりもありがたいのは、この図書館のウェブ・サイトが充実していることだ。聴いてみたいCDを曲名、作曲家、演奏家などによって検索し、見つかったら即ウェブ・サイトから予約でき、そのCDが届いたら電子メールで知らせてくれる、というサービスだ。しかも、全ての支所の保有CDが横断的に貸し出し対象となっているので、選択の幅は広い。この図書館が何枚ぐらいのクラシック音楽のCDを所蔵しているのかは不明だが、これまでにのべ200枚近く借りていても、まだ聴いてみたいCDが尽きないことからすれば、十分な数のコレクションだといえる。定評のある演奏からマニアックな曲目まで、品揃えは豊富だ。
 先日ブルックナーの交響曲第4番のことを書いたが、実はこのCDも図書館から借りて聴いたものだ。また、最近、ロシア音楽に詳しい知人のウェブ・サイトで紹介されている数々の未知の曲を図書館を利用して楽しんでいる。クラシック音楽に限らず、ポピュラー音楽やジャズのCDも多数保有しているようなので、ニューヨーク近郊の音楽好きの方は一度利用されてみては如何?ニューヨーク公共図書館のウェブ・サイトはこちらです。http://www.nypl.org/branch/
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コメント

内之助さん、こんにちは。
しばらく名曲夜話をお休みしていましたが、12月17日から復活しました。
リャプノフ、ミャスコフスキー、・・・と相変わらずのマニアック路線ですが、
ぼちぼちと更新していこうと思います(「冬季限定」になる可能性もありま
すが・・・)。

こういった曲は、なかなかコンサートでは演奏できない(客を呼べない)
ので、やはりCDで聴くしかないですよね。

ロシア・旧ソ連編が一段落したら、北欧編、ドイツ・オーストリア編なども
計画してみたいと思います(いつになるかは、わかりませんが)。

また、新年会にでも、お会いできることを楽しみにしています。

らどさん、
マラソンの疲れは取れましたか?僕の方は、1週間経ってようやく筋肉痛が消えたと思ったら、ちょっと風邪気味で、このところランニングはさぼり気味です。
数多い曲や演奏の中で、「これ」というものに出会ったときのうれしさは、また格別ですね。まさに「宝探し」ですね。自分で手当たり次第探すのも悪くないのですが、他の人の勧めで聴いてみるのもまた楽しいものです。らどさんお薦めの曲・演奏があったら教えてください。ちなみに、コメントの中で挙げていただいた作曲家の中では、シベリウス、特に彼の交響曲第6番が好きです。雪国の早春、雪解けを連想させてくれる曲だと思います。

こんにちは、お元気ですか?
その通り、クラシックの楽しみは同じ曲を演奏家別に聴き較べることにあります。一体どのぐらいの曲があるのか検討もつきませんね。だいたい専門のピアノでさえほんの一部しか知らない有様で、勉強不足を反省しまければなりません。
カーネギーホール、リンカンセンター、及び日本のコンサートスケジュールを調べてみると
皆同じような作曲家の演奏がほとんどで、ピアノの場合、バッハ、ショパン、ベートーベン、シューマン、モーツアルト等で、私個人としてはこれらの作曲家は大好きですが、もっと違う作曲家の演奏を聴いてみたいと願っています。
演奏家にとって選曲は時として頭の痛い問題で、ただでさえ観客、ファンの少ないクラシック、一般に馴染みのない作曲家の曲でプログラムを組むと客が呼べないと言う問題が起こります。多くのピアニストがこの件ではストレスを感じているそうです。
作曲家を国別でみると、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、ポーランド等が主流ですが、スペインにはアルベニス、モンポウ、グラナドス、フィンランドにはシベリウス、そして南米にはヴィラ・ロボス、エルネスト・レクオーナ等すばらしい作曲家が多数います。残念ながらコンサートで聴く機会は稀で、しかし、一般には余り知られていない名曲がたくさんあるのです。
今まで聴いたことのない”曲”に出会うことは大きな喜びで、宝探しは一生続くことでしょう。
それでもまだまだ時間が足りないので、生まれ変わったらまたまた音楽を聴かなければなりません。
もし生まれ変わることができるなら、またピアノを弾きたいですね。今度はもっと上手に弾ければ良いのですが。
もちろんマラソンもRUN、RUNです!

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内之助

Author:内之助
マラソンは、2008年12月のホノルル・マラソンをもって、全米全州(50州+DC)でフル・マラソンを夫婦で完走。その後、トレイルでのウルトラ・マラソンを経て、今はタイムを気にしなくても良い登山やハイキングを楽しんでいる。
音楽は、中学校1年生の時に、FMで偶然耳にしたモーツァルトの喜遊曲がきっかけでクラシックにのめり込む。
読書は、ノンフィクション中心に、同じ著者のものをまとめて読む傾向あり。小林秀雄、吉田秀和、カール・ヒルティ、スティーヴン・ジェイ・グールド、内田樹、茂木健一郎など。
仕事はサラリーマン。1995年以来ニューヨーク市郊外在住。

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